看護学校の教育について

看護学校の教育は、決して恵まれた環境で行われているわけではありません。

学校の施設や生徒の待遇にしても、同世代の仲間たちが通う一般の短大や大学などの学校と比べ、見劣りする部分や奇異な部分が目立ちます。

たとえば、少し小さな規模の専門学校では、専任教員は管理職を除いてわずか3人しか配置されていません。

また、学校側がその系列病院の看護師を確保するため、特定病院への就職を入学志願者全員に義務づけているところもあるほどです。

最近では、自分の病院に勤務することを約束した高校生だけを対象に、無料の進学塾を設置して、看護師不足に対応しようとする病院まで現れました。

そしてそこには、古くからの慣習である通称「お礼奉公」なるものが、奨学金制度として形を変え、脈々と引き継がれているのです。

しかもこの制度は看護師不足を背景に、むしろ強まる傾向にあります。

つまり、看護師問題のしわ寄せが一番弱い立場の受験生に振り向けられているんですね。

これは看護に関わるわたしたち大人が解決しなければいけない問題だと思います。

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