だれ一人の例外なく訪れる死
死を迎えることは、人間にとって最も厳粛でかつ不安と悲しみに満ちた出来事です。
しかし、死は被造物の自然の過程の一部であり、決して避けて通ることはできません。
にもかかわらず、健康なとき、若いときには死について考えることは少ないもの。
一方、大部分の病人が病院で医療者と機械に囲まれて死を迎えるという最近の一般的な社会状況からしても、肉親の死さえも身近な経験として実感することなく、死がどこか遠くの存在であり、死が私たちとかかわりのないもの、無縁のものとして考えられがちです。
しかし、人間はだれ一人の例外もなく、確実に死を迎えるのです。
今あるこの姿の生命は、確実に終わるときが来ます。
この確実でだれ一人の例外もなく迎える死をいかに理解し意味づけるかは、死を迎える当人にとってはもちろん大切なこと。
また、一方、死を迎える人をみとる人たちにとっても十分に理解し意味づけされていなければならないことですよね。
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