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2011年05月 アーカイブ

不動産の美学

芸能人でもないのに、昼の部、会社、親せき一同さま、夜の部、友達、仲間関係という感じでパーティーを開く人いますね。


まあ、別に、その人達も


「遊び、遊び、多分一生一度のことだから。たくさん騒いだほうがいいでしょ」


・・・って感じだと思うけど。


それにしても無駄ですよね。


だったら名古屋 賃貸物件など不動産にお金をかけるべきではないでしょうか。


で、ほら、わたしら、「軽さ」にあこがれつつ、結構「重い」部分がありますから。


「自分のポリシーに殉ずる」ってとこあるからね。


「家庭の美学」っていうか。


それにのっとって「披露宴すべきでない」と思って、そうしたんでしょうね。


ある夜中、わたしのアパートに彼が、大きな犬のぬいぐるみと、毛革のコート一つ持って、泣き顔で「出て来ちゃった」って立っていました。


うれしかったけど、ビックリして、「泣いて出て来るのは邪道だよ」って、またタクシーに乗っけて家におくって、むこうの両親に


「今日は泣いて出て来たのでお返ししますが、今度笑って出て来たら、私がもらいます」


・・・って言いました。


こうやって書くと簡単なんだけど、初めて彼の家に行って、しかも夜中というより明け方、髪の長いケバケバの女が入って来て、そんなこと言い出すんだから、むこうの両親も驚きますよね。

ずっと同じアパートにいたい

2回目は笑って出て来て、わたしの四畳半に住むこと6か月。


わたしはわたしで、「この人は寝たきり老人になっても、オシメをかえてくれるだろう」と思い、結婚へと話が決まりました。


式の前日、両親を招待して飯を食って、この飯の場所が栄の中華飯店「鼠琳」。


マネージャーの珍さんという人が、


「そうか、両親招待。それ近来まれに見るいい話ね。


ちょうど、日中国交あいなったね。フカヒレ、本物来るよ。


サービスね。うんとサービスするね」。


・・・そして次の日挙式。


わたしは自分で作ったウエディングドレス。


だんなさんはビロードのスーツに、演劇やってた頃の腕で、チョイチョイと蝶ネクタイこさえて、布池カトリック教会へ。


壮厳な賛美歌が流れる中、めでたく一生を託すことを誓い合ったのでした。


式が終わって、パーッと着がえて、そのまま新婚旅行へ。


実に金がかかんなかったことです。


別に金がもったいないから、パーティーしなかったわけじゃないのです。


結婚は純粋に、自分達だけのためにするもんて、ガンコに思っていたわたし達の、これが、家庭生活の第一歩だったのです。


今のわたし達の本籍は、わたしが押しかけていった時住んでた名古屋 賃貸アパートの場所。


なんにしろ、この街の第一歩は、ここから始まったので、一生、これを法律上の記録にとどめておきたいわけ。


どこに引っ越しても。


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