ずっと同じアパートにいたい
2回目は笑って出て来て、わたしの四畳半に住むこと6か月。
わたしはわたしで、「この人は寝たきり老人になっても、オシメをかえてくれるだろう」と思い、結婚へと話が決まりました。
式の前日、両親を招待して飯を食って、この飯の場所が栄の中華飯店「鼠琳」。
マネージャーの珍さんという人が、
「そうか、両親招待。それ近来まれに見るいい話ね。
ちょうど、日中国交あいなったね。フカヒレ、本物来るよ。
サービスね。うんとサービスするね」。
・・・そして次の日挙式。
わたしは自分で作ったウエディングドレス。
だんなさんはビロードのスーツに、演劇やってた頃の腕で、チョイチョイと蝶ネクタイこさえて、布池カトリック教会へ。
壮厳な賛美歌が流れる中、めでたく一生を託すことを誓い合ったのでした。
式が終わって、パーッと着がえて、そのまま新婚旅行へ。
実に金がかかんなかったことです。
別に金がもったいないから、パーティーしなかったわけじゃないのです。
結婚は純粋に、自分達だけのためにするもんて、ガンコに思っていたわたし達の、これが、家庭生活の第一歩だったのです。
今のわたし達の本籍は、わたしが押しかけていった時住んでた名古屋 賃貸アパートの場所。
なんにしろ、この街の第一歩は、ここから始まったので、一生、これを法律上の記録にとどめておきたいわけ。
どこに引っ越しても。
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